インターフェロンや抗がん剤が合わない患者さんでも肝機能を改善する方法がある。
北里大学・金沢医科大学ほか、国内5大学で究明された体にやさしく肝臓の病気を治していく「新常識」とは―。
最新の症例を掲載した改訂版。
発売:2014 / 09 / 30
ISBN978-4-88181-351-5
四六判
192ページ
1,200円+税
監修者:岡野哲郎
著者:小林義美
◎監修者
岡野哲郎 (おかの・てつろう)
北里大学元准教授/免疫学博士/日本補完医薬学会評議員理事
1975年北里大学卒業。
北里大学衛生科学検査研究センター免疫室室長、北里大学医療衛生学部免疫学研究室専
任講師、酵素・補完医学研究部門・部門長准教授を経て、現在に至る。
アレルギー・リウマチなどの臨床免疫学、人類遺伝学を専門とするタキサス研究者。
北里大学在籍40年の生粋の北里柴三郎を尊敬する北里人。学生には「ひげの先生」と慕われている。
日本リウマチ学会、日本臨床免疫学会、日本免疫学会、日本人類遺伝学会、日本癌学会、日本補完医薬学会、
米国臨床免疫学会、ヨーロッパ免疫学会など、国内外の学会発表多数。
・健康回復への近道は肝臓を守ること
・肝臓の三大機能
・優秀ゆえに代替がきかない肝臓
・そうとは言い切れない7つの常識
・ 肝炎ウイルスはどこにいる?
・ C型肝炎は7割が慢性肝炎へ移行
・ B型肝炎は突然、肝がんを発症することもある
・ 定期検査のススメ
・ 肝細胞を守り、肝炎を進行させないためには?
・ 同じ病気に二度とかからないのはなぜ?
・ 免疫システムは、6つにわけられる
・ 感染免疫のメカニズム
・ C型肝炎ウイルスの3つのバリアー
・ インターフェロンの有効率は高いとはいえない
・ インターフェロンの問題点
・ 免疫4分野からのエビデンス
・ 抗ウイルス効果を示したタキサスの臨床結果
・ タキサスの肝臓保護作用
・ インターフェロン療法の前に試したいタキサス
・ 肝機能改善作用のメカニズムも解明
・ 総力をあげて身体を守ることが第一
・ 樹林限界でそびえ立つタキサス
・ 生きる化石と呼ばれる不老長寿の仙樹
・ だれもが手にできるわけではない希少品
・ 流通はまだまだ限定的
・ タキサスの成分は抗がん剤にも活用されている
・ がん細胞を死滅させるメカニズム
・ 抗がん剤の副作用も軽減
・ 宇宙実験による研究も進むタキサス
・ 日本の医学界でも進むタキサスの研究
・ 生活習慣病への研究も活発化