• 自分で作る自家発電

◎内容紹介

太陽光・風力・水力……、あなたは、どんな自然エネルギーを活用してみたいですか?
小さな太陽電池パネル、手作り発電機、そしてハブダイナモ。たとえ小さな電気でも、ハイブリッド発電にすることや蓄電の工夫、利用の工夫次第で、「自分の電気生活」もけっして夢ではなくなる!

本書は、著者自身の著作『自分で作る風力発電』と『自分で作るハブダイナモ水力発電』に、新たに「太陽光発電」を加えて、その蓄電システムや活用法までを凝縮して紹介する。

 

 

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紀伊國屋 丸善&ジュンク堂書店&文教堂 旭屋書店

発売:2013 / 09 / 26
ISBN978-4-88181-834-3
160ページ
価格:2,310円(税込)
著者:中村昌広

 

◆著者略歴

中村昌広(なかむら・まさひろ)
1959年、栃木県那須郡那須町に生まれる。 2006年、サラリーマンの傍ら、川のほとりに移り住んだときから、自然エネルギーの活用を考え始める。
2008年、手作り風力発電1号機を完成。
2009年、風力発電2号機・3号機を設置。
2010年、風力発電4号機(デュアルコア発電)完成。
現在、自作した3基の風力発電と太陽光発電で得た電気をバッテリーに蓄電して、日常的にリビング照明や家電品の電源として活用している。

著書に『自分で作る風力発電』(総合科学出版)、『自分で作るハブダイナモ水力発電』(総合科学出版)、『自宅で楽しむ発電』(ソフトバンク新書)がある。

◆ホームページ:「mabofarm

◆youtube登録サイト
https://www.youtube.com/user/mabofarm

 

<本書の内容>


<序 章>ボクの家の自家発電、その全体像
~ハイブリッドな自家発電システムを目指して~

<第1章>太陽光発電で自家発電の基本を知る

1-1 小さな太陽光パネルで自家発電システムを作ってみる
1-2 太陽光パネルのスペックを知る
1-3 バッテリーに繋ぐときの注意点

<第2章>風車を作る

2-1 風を知る 2-2 どのような風車にするか
2-3 プロペラ型風車
2-4 ブレード(羽根)の数と形
2-5 ブレードに使える材料
2-6 塩ビ管ブレードの製作
2-7 ブレードの取り付け
2-8 これぞ手作り、鍋とボール
2-9 尾翼の取り付け
2-10 垂直軸(ヨー軸)受け
2-11 風力発電の設置

<第3章>エアギャップ発電機を作る

3-1 エアギャップ発電機製作の作業手順
3-2 エアギャップ発電機の構造
3-3 コイル用銅線の選定
3-4 コイル製作のための治具
3-5 磁石(マグネット)の選び方
3-6 発電機の設計(100Wクラスの発電機)
3-7 エアギャップ発電機の製作と注意
3-8 単相交流と三相交流

<第4章>水力発電への試作

4-1 安定して稼働する水力発電
4-2 ハブダイナモの魅力
4-3 いろいろな水車
4-4 見た目にも楽しい木で作る水車
4-5 水に強い材料を使った水車
4-6 ホイール付ハブダイナモをそのまま使った水車
4-7 増速装置付き水車の製作
4-8 イカダ型水力発電
4-9 発電能力を高める工夫

<第5章>自家発電は蓄電がキーポイント

5-1 バッテリーの基本を知る
5-2 太陽光発電の蓄電
5-3 風力発電の蓄電
5-4 ハブダイナモ水力発電の蓄電
5-5 バッテリーは電気のダム湖
5-6 バッテリーからそのまま12Vで簡単活用
5-7 交流100Vの家電を使いたい(DC-ACインバーター)

<第6章>小さな電気でも使える工夫

6-1 発電した電気を活用したい!
6-2 たった1Wでもできることはある
6-3 1Wの発電でも一般家電も使える!?